【レポート】問題のコアを発掘しよう「問題行動の土壌」 WaculbaゼミStandard上級コース2026年03月号
「問題が発生した際に適切に原因の追究を行い、どこまで追求するかまで判断できるようになりたい」
2026年3月に開催されたWaculbaゼミでは、「問題のコアを発掘しよう『問題行動の土壌』」をテーマに、氷山モデルを用いて表面的な問題(できごと)の奥底にある「構造」や「内的システム」といった根本原因を深掘りする重要性を学びました 。
グループワークでは、上司と部下になりきってのシミュレーションで問題行動の状況や事情説明(部下)と指導(上司)を行いました。
見えづらい「問題の根本」まで掘り下げ、声を聞く姿勢を作る
ゼミでの学びが、参加者の皆様の「明日からの行動」にどう結びついたのか。アンケートからは、知識のアウトプットが確実な行動変容に繋がっていることが読み取れました。
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「表面的なできごとだけを捉えるのではなく、話をよく聴き、その背景や環境面の影響を考慮して根本原因を推測する思考が身についた」という声が多く寄せられました。
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実際の行動目標として、「まずは部下の話を最後まで聴く」「ミスを報告しやすい心理的安全性の高い環境を作る」といった実践的な声が挙がっています。
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また、「曖昧になっている慣習やルールの見直しを行う」「新人教育マニュアルを見直す」など、組織のシステム(土壌)改善に踏み込む決意もみられました。
アンケートの「今回のゼミで学んだ内容を、どのぐらい現場で実践できそうですか?」という設問に対し、参加者の80%が前向きな回答を示しており、研修内容の実用性の高さが伺えます。
他施設との意見交換で得た、新たな視点と貴重な気づき
今回のゼミのもう一つの大きな醍醐味は、他法人・他施設の参加者との「対話」や「ロールプレイング」でした 。
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未知の視点による柔軟な思考の獲得
ロールプレイングを通じて、上司・部下それぞれの立場(4つのキャラクターから選択)を疑似体験することで、自分とは異なる視点で物事を考える柔軟性が養われました。
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共通の悩みによる孤独感の解消
他施設の参加者と同じテーマで現状や悩みを共有し合うことで、「自分たちだけではない」という安心感や連帯感を得たという声がありました。
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他法人の取り組みによるモチベーション向上
異なる環境で働く方々との意見交換が非常に貴重な機会となり、「他施設ではどのように情報共有を行っているのか」など、さらなる課題意識と実践への意欲向上に繋がっています。
「今回のゼミの参加者同士の対話(ロールプレイングや課題意識の共有)は有益でしたか?」という設問に対しては、75%の参加者が有益であったと回答し、高い満足度を示しています。
参加者アンケート
Q. 今回のゼミで何を学びましたか?
※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析( https://textmining.userlocal.jp/ )
部下役でヒヤリハットの状況を伝える際に、上手く伝えられなかった。なるべく自分が悪いように思われないように伝えようという思考があったため、取り繕って話している感覚があった。普段、自身も上司として部下が話してくる際も同じ感覚なのかと思いました。
インシデントは本人の表面的な行動を注意するだけでは問題解決にはならない。土壌(環境)の問題が潜んでいることに気付くことが問題解決につながる。
表面の問題だけを見るのではなく、深堀して問題の根本を考える。また、そのことで対策も多岐にわたることを学んだ。
Q. 本日のゼミで学んだことを踏まえて、今後あなたが現場で実践したい「行動目標」を教えてください。
※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析( https://textmining.userlocal.jp/ )
問題が発生した際に適切に原因の追究を行い、どこまで追求するかまで判断できるようになりたいと思います。
少しの気付きをないがしろにせず、部下の話を4つの土壌を踏まえた掘り下げチェックを実施し、適切な対応策が示せるようになる。
問題行動に対しても理由を問い詰めるのではなく、どうしたらルールを守れる行動がとれるのかを一緒に考える。
Q. 今回のゼミで学んだ内容を、どのぐらい現場で実践できそうですか?
「研修で学んだことが自分でも実践できそうと思える感覚」=「自己効力感」と呼ばれています。
研修直後の自己効力感が高いほど、研修で学んだことの数か月後の現場実践度が高くなると言われています。
1・・・非常に実践できなさそう
5・・・非常に実践できそう
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