医療政策編

医療に関連する生産性には、医療機関の生産性と医療システムが社会にもたらす生産性の２つがある。
前者は収益性の根源であり医療機関の存続を左右し、後者は社会的付加価値の総括でコストベネフィットと呼ばれ医療システムの継続性を決定づけるものである。
医療のコストベネフィットの特徴と内容を解説し、その重要性を強調したい。
日本における医療のコストベネフィットの現状が危機的であることを提示するとともに、医療システム維持のための対策を検討する。
その一方で、すでに医療政策そのものが医療のコストベネフィットの低下を見越して策定されている可能性にも言及する。

対象：対象：非医療系医療機関職員および医療従事者全般

第1講 医療の質と生産性の関係（12:17）

第2講 費用対効果と医療のコストベネフィット（40:50）

第3講 日本の医療コストベネフィット（18:45）

第4講 これからの政策決定におけるコストベネフィット（14:38）