Waculbaを導入された経緯を教えてください。
当院をより良くするための改善点の一つとして、コミュニケーションや基本的なコンプライアンスの課題がありました。
この課題に対して、院内の職員同士で教え合うよりは、しっかりとした研修教材を用いて、院内全体で理解を深めていく必要性を感じていました。
そんな時に日本経営の担当コンサルタントからご紹介いただいたのがWaculbaでした。
研修については、準備の手間などもあり、院内だけで実施していくには限界を感じていました。
Waculbaであればこれらの課題をクリアし、多様な研修の一環としても活用ができるため、是非利用したいと導入を決めました。
Waculba導入時の周知方法を教えてください。
導入当初は、WaculbaのログインページのQRコードを載せた院内パンフレットと登録したメールアドレスを記載した紙の2枚セットを、各部署の管理職から対象者一人ひとりに手渡ししてもらいました。
思った以上にスムーズに進めることができたと感じています。
また、若いスタッフが年齢層の高い方へ教えるなどコミュニケーションを取る手段にもなりました。
当院は年齢が高い方の割合が大きいので、若い職員に「これどうするの？」と聞くようなやり取りもあり、Waculbaの利用やコミュニケーションも円滑に進む良い機会になったのではないかなと思います。
Waculbaの使い勝手はいかがですか？
職員は簡単に利用できているようです。特段大きな問い合わせもありません。
研修コンテンツを理解するまで何度も視聴することができるのはとてもありがたいと思います。
実際、外部研修や対面研修を行っても、そこで受講して終わってしまうということが起こりがちです。
現場職員からも、コンテンツ内容も分かりやすく、一度では聞き取れなかったり理解できなかったりしたところがあっても、繰り返し視聴できて良い、という声があがっています。
Waculbaで実現したいことを教えてください。
これまで当院では、階層別の組織立った研修ができていませんでした。
幹部向けの外部研修などは取り入れているものの、特にマネジメント内容の研修を必要としている管理職に対して、研修が実施できていなかったことは大きな課題でもありました。
そのため、Waculbaをご紹介いただいた際に階層別のコンテンツがあり、特に管理職向けのコンテンツが豊富なことがとても良かったです。
それぞれの階層に対して院内で体系的な研修を構築できることに、キャリアパスの視点からも大きなメリットを感じています。
また、各職種の実務内容に関してもWaculbaで学習できるようになるとよいなと考えています。
Waculbaの今後の活用プランを教えてください。
先日、Waculbaカスタマーサクセス担当の方との打ち合わせのなかで、年間カリキュラムのモデル案をいただきました。
将来的には階層ごとにカリキュラムを分けて、それに沿って受講できる体制を整えたいと思っています。
コンテンツテーマも必要性を感じるものが多く、今後も職員のみなさんにどんどん活用していただきたいです。
理想は職員が自らに必要なコンテンツを見つけて視聴することです。
Waculbaを通して、組織人として、それぞれの役職として、部署のメンバーとして、様々な知識を深めてほしいと思っています。
