Waculbaを導入された経緯を教えてください。
2021年に広報・教育・研修を担当する部署として企画課が新設されました。しかし、コロナ禍で全体研修を中止していたため、前任者から企画課担当者への研修関連業務の引き継ぎがあまりできないままのスタートとなってしまいました。
病院機能評価の受審が控えている関係もあり、法定研修の再開は急務でしたが、コロナが落ち着いていない状況下で講師をお招きして全体研修を開催するのは困難でした。
当初はインターネット上でeラーニングができるコンテンツを探していましたが、研修に適していると思えるものは少なく、今後の研修企画をどうすればよいかと悩んでいた時に、コンサルタントの方からご紹介いただいたのがWaculbaです。 タイミングよくお声がけいただいたので、すんなりと導入が決まりました。
Waculbaで実現したいことを教えてください。
これまで当院では、一般企業で受けるような人材育成研修の機会があまりありませんでした。
その点Waculbaは数ある医療系の法定研修だけでなく、新人研修、管理職研修として活用できるコンテンツが充実しているので、Waculbaで総合的な人材育成ができればよいと考えています。
ただし、eラーニングは視聴するだけになってしまう可能性もあると思います。 研修後にアンケートをとる運用ですが、動画の後にテストを表示できるツールもあるので、研修効果測定のため視聴状況を見ながら利用を検討していきたいです。
Waculba導入時の周知方法を教えてください。
管理職が集まる会議で、Waculbaの導入と仕様について事前に説明をしました。また、職員向けにはグループウェアが導入されているので、そこにWaculbaを導入する旨の告知を行いました。告知をしてすぐに職員からログイン方法についての問い合わせがあったので、見てみようという前向きな気持ちがあるのだと感じています。
Waculbaの使い勝手はいかがですか?
開催が必須である関連法規に則った医療系の法定研修が充実している点が非常に助かっています。また、コンテンツの数が多いことや講師の先生がバラエティに富んでいることも好評を得ています。
2022年から中小企業まで義務化の範囲が拡大されたハラスメント研修と啓発に係るコンテンツが展開されているのも嬉しいところです。 定期的に開催しなければならない研修を毎年違う内容で企画運営を行うのは、とても負荷が大きく悩みどころでしたが、Waculbaの導入で一気に解決されました。
Waculbaの今後の活用プランを教えてください。
導入前は法定研修に注力していましたが、コンテンツのバリエーションが多いことから、次世代を担う後進育成にもWaculbaを活用していきたいです。
Waculbaは法定研修や基礎研修だけではなく、意識・行動、マネジメントや労務、人事など経営視点を持つことができるコンテンツが多数あり、若手が将来求められるスキルを学ぶことができます。動画閲覧スケジュールを立てて毎月必修を設定していますが、必修を含む全コンテンツをいつでも誰でも閲覧可能にしているので、積極的に指定以外の動画を閲覧してもらえるような展開を図りたいと考えています。