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天満病院グループ 様

天満病院グループ 様

「導入時の工夫で高い活用率を実現!」

サブスクリプションプラン

天満病院グループ様にお話を伺いました。
所在地:徳島県

Waculbaを導入された経緯を教えてください。

日本経営グループとは人事制度構築の段階からの縁で、すでに5〜6年ほどのお付き合いがあります。人事評価Navigatorを導入し、人事制度も少しずつリニューアルしながら利用しているほか、月に1回のコンサルティング契約も結んでおり、日本経営グループのセミナーへもよく参加しています。
当初、各セミナーを受講する中で、どのようにeラーニングを導入していくかを検討していました。専門的な内容を積極的に受講してもらうことも考えましたが、まずは一般的な医療改善・福祉などの事前学習をすることが大切だと考えているため、しばらくは静観の構えでした。
Waculbaがリリースされてしばらく経ち、内容が充実してきたことを機に導入を決めました。

Waculbaで実現したいことを教えてください。

当グループでは、1年間の研修カリキュラムをすべて決めてから研修を実施しています。人事では社会人基礎力やマネジメントに必要な力の培い方といった研修を行っており、Waculbaではそれらの事前学習となる動画の視聴を毎月必修としています。
現在、役職者に対しては役職者向けスキルや基礎知識に関するコンテンツを事前に視聴してもらいつつ、対面研修などで再度伝えているところです。
まだ導入したばかりでIDをもらった職員が数テーマ観た程度のようですが、継続していくにあたり、必修の動画以外でも職員それぞれの部署や自身が抱えている課題に関係する内容などを自主的・主体的に観てもらえるような環境づくりができればいいと考えています。

職員の方々の反応はいかがですか?

導入から1ヶ月ほどですが、人事システムを使った視聴管理によるとIDを付与したうち7~8割の職員に観てもらえているようです。職員からは「学び直しの機会になった」といった感想や、「自分だったらこうする」といった案も出ていて、比較的反応は良いと感じています。
当グループでは、すべての研修に対して受講後に報告書を提出してもらっています。現段階でWaculbaに関しては報告書を義務づけていませんが、任意でこうした感想や意見をいただいている状態です。最終的には他の研修と同じように、受講者全員が視聴後に報告書を出すよう進めていく予定ですが、まずは使ってもらうことを目標としています。

Waculbaの視聴に関して、どのようにアナウンスしていますか?

導入の際には、管理職の集合研修でWaculba導入に関する説明と視聴方法を解説したり、WaculbaのログインQRコードを付けた周知ポスターを職員の目につきやすい場所に掲示したりするなどして周知を図りました。
また毎月の必修動画に設定したコンテンツや視聴期限等はグループウェアで対象者に伝えています。
研修の対象者は年齢も様々なので、初回の必修コンテンツは視聴方法のハードルが低く、基礎的な内容のものを設定しました。まずはeラーニング自体に慣れてもらうことから始めていくつもりです。

今後の活用イメージがあれば教えてください。

様々な教育を行っていますが、特に注力したいのは「主体性の醸成」「共通的な基礎の強化」「職員それぞれに合ったきめ細かい学習支援」の3点です。

まず、学びにおいて一番大切なのは自主的・主体的な姿勢を作ることだと考えています。
人事としてはつい効果測定などに気が向きがちですが、主体的な学習のきっかけを作り出すこと、興味関心を惹くことが我々にとって最大の課題です。
主体性を持って常に学ぼうとするマインドがグループ内で醸成されれば、Waculbaで学んだ内容に関しても職員間で教え合うコミュニケーションも生まれると考えています。そのためのツールとして活用しつつ、職員の学習意欲を高めてから内容の掘り下げに進む予定です。

また、専門知識を学ぶためには土台となる素養づくりも大切です。
これまで、看護技術などの専門的なスキルについての研修はありましたが、その能力を発揮するための土台となる知識を身に付ける機会が少ないのではないかという課題がありました。この状況に対して、専門的な学びを蓄積していくために、まず基礎力から丁寧に養成する必要があると考えています。
目標は、グループの職員全員が、技術はもちろん共通の認識や対応力を持つことです。グループ内で共通認識があれば、高度な専門知識の習得や施設間の異動にも対応できると期待しています。

このように知識の積み上げ方のビジョンは見えているものの、職員それぞれに適した学習支援といった細かな対応については構築中です。現段階ではまだ階層別のようなくくりでしか分けられていないため、個別のニーズに対する組織からのアプローチはやや弱いと言えます。
この点については、職員の3ヶ月後、半年後、1年後、5年後などのキャリアとスキルのロードマップをどう作るべきかという課題を掲げて取り組んでいます。最初に10年後にどうなりたいかを設定してもらい、それに沿った知識やスキルの案内などをWaculbaで個別に行える状態が理想です。