初回指導
講座内容
「初回指導」は、厚生局が新規に開設された医療機関に対して行う、医療制度や保険診療の適正な運用を促すための重要な訪問指導です。
本講座では、指導の目的や流れ、準備すべき書類・対応のポイントをわかりやすく解説します。スタッフとして知っておきたいルールや、よくある指摘事項、日常業務の中で意識すべきことを学ぶことで、安心して対応できる基礎力を身につけます。新規開院直後の方はもちろん、すでに勤務している方の知識整理にも最適な内容です。
学習時間:14分
対象
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クリニックに勤務する医療事務・看護職・管理者
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新規開業を予定・準備しているクリニック関係者
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医療機関の運営・経営に関わる医師・スタッフ全般
分野
- 人材育成スキル
この研修を通じて目指せる姿
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厚生局による指導・監査の制度と実施内容を正確に理解できる
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個別指導や監査の通知を受けた際に、必要な準備や対応ができる
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日常業務におけるリスクを自ら点検し、組織的に改善できるようになる
講座詳細
所要時間14:24
01:指導と監査の違いとは?目的と全体像の理解
02:「新規個別指導」「集団指導」「集団的個別指導」「個別指導」の種類と流れ
03:指導後の結果区分(概ね妥当、経過観察、再指導、要監査)と対応方法
04:「個別指導」の通知〜面談〜結果通知の具体的プロセス
05:「監査」の定義、対象、不正請求の種類と行政的・経済的処分
06:厚生局がよく指摘する事項と日頃からのチェックポイント
07:厚労省の確認リストや省令・通知を活用した準備方法
08:指導・監査の実施状況に関する最新データと返還事例